申告分離課税とはどのようなものですか?
株式の譲渡益課税には、申告分離課税と源泉分離課税があり、投資家は選択することができたのですが、2003年からは申告分離課税に一本化されました。
この申告分離課税というのは、1年間に発生した上場株式の譲渡益を税務署に確定申告することで、他の所得とは分離して計算します。
なお、これに対して、他の所得と合計して所得税の金額を計算するのが「総合課税制度」です。
申告分離課税の税率は?
譲渡益に対する税率は26%から20%に引き下げられ、さらに2003年からは、特例措置として10%の軽減措置が適用されています。
なお、本来は2007年度中が適用期限だったのですが、個人マネーの「貯蓄から投資へ」の流れを後押しするという狙いから、2008年度に延長されました。
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