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新株落ちについて

新株落ちとはどのようなものですか?

新株落ちというのは、増資や株式分割などに際して、新株の取得権がなくなった状態のことをいいます。

新株権利落ちとはどのようなものですか?

新株権利落ちというのは、新株落ち前のことをいいます。

なお、株価は新株の権利分を織り込んでいますので、権利落ち後よりも高いです。

その他権利落ちとはどのようなものですか?

その他権利落ちというのは、臨時株主総会の議決権がなくなった状態など、配当落ちや新株落ち以外の権利落ちのことをいいます。

なお、配当落ちなどと同じで、権利落ち日の取引は5日目決済となります。

関連トピック
新株予約権とはどのようなものですか?

新株予約権というのは、2002年施行の改正商法で創設されたもので、あらかじめ決めた価格で株式を取得できる権利のことをいいます。

また、この「新株予約権」とは、商法改正以前に転換社債の転換権、新株引受権、ストックオプション(株式購入権)と呼ばれていた商品の総称でもあります。

新株予約権は単独で売買できるのですか?

商法改正以前は、新株引受権付社債(ワラント債)などに付随する場合に限られていたのですが、改正により、権利だけを単独で発行できることになりました。

新株予約権はどのような場合に発行されますか?

新株予約権は、公募増資などと比較して新株が徐々に増えることから、株価の急落を避けたい企業の発行が増えています。

また、ストックオプションで利用されるケースがあるほか、敵対的買収に対するポイズンピル(毒薬条項)の役割も果たします。


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新株予約権とは?
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