新株予約権とはどのようなものですか?
新株予約権というのは、2002年施行の改正商法で創設されたもので、あらかじめ決めた価格で株式を取得できる権利のことをいいます。
また、この「新株予約権」とは、商法改正以前に転換社債の転換権、新株引受権、ストックオプション(株式購入権)と呼ばれていた商品の総称でもあります。
新株予約権は単独で売買できるのですか?
商法改正以前は、新株引受権付社債(ワラント債)などに付随する場合に限られていたのですが、改正により、権利だけを単独で発行できることになりました。
新株予約権はどのような場合に発行されますか?
新株予約権は、公募増資などと比較して新株が徐々に増えることから、株価の急落を避けたい企業の発行が増えています。
また、ストックオプションで利用されるケースがあるほか、敵対的買収に対するポイズンピル(毒薬条項)の役割も果たします。
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