資産再評価とはどのようなものですか?
会社というのは、機械や土地、有価証券などさまざまな資産を保有していますが、取得原価主義会計のもとでは、実際の資産価値と帳簿上の価格が乖離してしまい、決算の信憑性が低下します。
これを修正するのが「資産再評価」です。
戦後、日本では、数度の資産再評価が実施されました。そして、1998年には、土地再評価法が施行され、土地の再評価が認められました。
なお、土地再評価を実施した企業は、時価と再評価前の簿価の差額のおよそ6割を資本の部の土地再評価差額金に計上し、残りを繰り延べ税金負債(or 繰り延べ税金資産)として計上します。 |