金融の法律入門



外為取引でのDVP実現は?

外為取引でのDVP実現は?

DVPは、商品の受け渡しとその代金の決済を同時に行うことです。

しかしながら、特に外為取引においては、それぞれの市場間の時差※のため、DVPを実現することが困難となっています。

なお、この結果生ずる決済リスクのことを「ヘルシュタット・リスク」といいます。

※例えば、円の決済市場である東京と、ドルの決済市場であるニューヨークの間には、共通の取引時間がありません。

関連トピック
EDIとは?

EDI(eledtronic data interchange)というのは、複数の企業間で、通信プロトコイルやデータ・フォーマットを形成し、このネットワークを通じて発注、請求、その他各種ビジネス・データを直接やり取りすることをいいます。

金融取引との関連でEDIが話題になるのは?

金融取引との関連でEDIが話題になるのは、上記のような企業間のネットワークが拡大すれば、企業間の「資金決済」もこのようなネットワークを通じて行われるようになり、銀行が中心となっている現行の決済システムに大きな変貌をもたらす可能性があると考えられているからです。

EDIの実情は?

といっても、現時点におけるEDIによる資金決済は、単なる企業間の受取・支払の相殺にすぎません。

よって、継続的に売買双方向の取引のある企業間や、同一の企業グループ内の取引の決済に限られているのが実情といえます。


CMAとは?
DD取引とは?
外為取引でのDVP実現は?
FDICとは?
FIRREAとは?
CMSとは?
DVPとは?
EDIとは?
FDICの設立の経緯は?
FRAとは?

表紙手形

RPs デジタル通信

ファンダメンタルズ分析
長期投資と高金利通貨
ゴールデンクロスとデッドクロス
ユーロ(EUR)の特徴

FX会社のシステムリスク
上半期の相場の季節要因
GDPの構成要素
流動性リスク
為替手数料
ドルコスト平均法
金利と債券価格の関係
BRICs(ブリックス)

役務付帯契約 公正証書 日掛け金融 連帯保証人
親の残した借金 借金の担保に自宅 特定調停の手続き 金融機関の借金
連帯債務者の責任 給与所得者等再生手続開始決定後 多重債務者  

Copyright (C) 2011 金融の法律入門 All Rights Reserved