証券取引法というのは、1948年に公布した法律で、証券市場が公正で円滑に機能するために投資家の保護などを定めています。
証券取引法では、企業の情報開示義務や証券会社に対する規制のほか、株式大量保有などの情報開示に関するルールを規定し、不公正な取引を防止しています。
信用取引利用率というのは、信用取引を利用した売買が個人の売買に占める比率のことをいいます。
証券市場の拡大や国際化とともに、証券取引法の改正も進んでいます。 具体的には、1990年以降も損失補填問題を機に取引一任勘定を禁止し、利益供与事件で企業不祥事の罰則を強化しました。 また、2006年のライブドア事件を受け時間外取引に対して情報開示義務を設けています。 さらに、2007年には証券取引法を軸に金融先物取引法や投資顧問業法などを統合した金融商品取引法に生まれ変わりました。
□上場基準