金融の法律入門U



ソフトダラーについて

ソフトダラーとはどのようなものですか?

ソフトダラーというのは、「ソフトコミッション」ともいいますが、これは、証券会社が機関投資家に対して、株式などの売買手数料を割り引く形態のひとつです。

ソフトダラーはどのような方法で行われるのですか?

ソフトダラーは、一定の売買注文を出してもらうことを条件に、年金や投資信託の運用担当者が利用したアナリストの調査資料の代金や情報端末の使用料を肩代わりするという方法をとります。

ちなみに、このソフトダラーは、株式の売買手数料自由化を背景として、米国で証券会社が売買注文を振り向けてもらう手法として浸透しました。

ソフトダラーの規制について

ソフトダラーにおいては、運用担当者の個人的な経費の付け回しに利用されるといったケースも見つかっていて、ソフトダラーの内容開示を強化するなどの規制措置がとられています。

関連トピック
前場とはどのようなものですか?

前場(ぜんば)というのは、株式の場合ですと、午前中に行われる通常取引のことを指します。

ちなみに、東京証券取引所では、午前9時から11時までとなっており、新株予約権付社債、ワラント、株価指数先物・オプション取引の午前中の取引も午前9時から11までとなっています。

なお、株式は通常取引以外の立会外取引があり、前場の始まる前、前場と後場の間、後場終了後に行われています。

後場とはどのようなものですか?

後場(ごば)というのは、午後の取引のことをいい、株式の通常取引および新株予約権付社債、ワラントの取引時間帯は、午後0時半から午後3時までとなっています。

なお、株価指数先物・オプション取引は、午後0時半から午後3時10分までです。


前場、後場とは?
創業者利得とは?
増資とは?
近年の増資の主流は?
増配とは?
増益とは?
総合利回りとは?
株主割当増資の種類は?
増収とは?
ソフトダラーとは?

無配

ワラント債 中国の経済指標と為替相場

外貨金融商品
デモ取引、トレール注文、自動売買注文
ユーロの主要産業
金融先物取引法、金融商品取引法
固定相場制と基軸通貨
高値・安値・始値・終値、ティックチャート
日本円の特徴と歴史
ストキャスティクス
経済指標(フロー指標とストック指標)
雇用統計、失業率、住宅投資指数
外貨建て投信は手数料に注意
変動相場制、FFレート
石油産出国と商品先物市場の高騰

Copyright (C) 2011 金融の法律入門U All Rights Reserved