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株主割当増資の種類について

株主割当増資の改正について

株主割当増資には、かつては次の2つの方法がありました。

額面割当増資
⇒ 新株を額面で割り当てる方法です。
中間発行増資
⇒ 時価と額面の中間の価格で割り当てる方法です。

しかしながら、2001年10月施行の改正商法によって額面制度が廃止されたことから、現在は新株引受権を付与する形になっています。

有償増資の狙いは?

有償増資は、次のようなことを目的として行われます。

■資本構成の是正
■設備投資資金や長期運転資金の調達
■株主作り...など

関連トピック
株主からの払込金を取らない増資とは?

資本準備金などの資本金への振り替えにより株式分割を行ったときなどが、株主からの払込金を取らない増資に該当します。

近年の増資の主流は?

有償増資といえば、かつては額面割当増資が主流でしたが、1970年代頃を境にして、その中心は公募による時価発行増資に移っていきました。

1980年代は、時価発行増資に加え、転換社債の株式への転換や、ワラント債のワラント権利行使に伴う資本金増加(迂回増資)も目立ちました。

しかしながら、1990年代に入ると、株主資本利益率(ROE)の著しい低下などから企業は増資に慎重になっているようです。


前場、後場とは?
創業者利得とは?
増資とは?
近年の増資の主流は?
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株主割当増資の種類は?
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