ストックオプションというのは、「株式購入権」と訳しますが、これは、経営者や従業員などに自社株をあらかじめ決めた価格(権利行使価格)で購入できる権利を与える制度のことをいいます。
ストックオプションは、株価が権利行使価格を上回るほど値ざやを稼げることから、収益向上による株価上昇のインセンティブとなり、株価や投資家に対する経営者、従業員の意識を高めることにもなるとされています。
日本では、1995年秋の新規事業実施円滑化臨時措置法改正によって、同法対象のベンチャー企業に、ついで1997年5月の商法改正によって同年6月よりすべての企業に導入が認められました。
次の2つのタイプがあります。 ■自己株式型 ⇒ あらかじめ取得しておいた自社株を、対象者の権利行使に応じて交付するタイプです。 ■新株引受権型 ⇒ 行使時に新株を発行するタイプです。
□プルーデントマン・ルール