LBOの問題は?
LBOは、1980年代後半になると、預金金利自由化による収益圧迫に苦しんでいた銀行が、このような高金利のLBO融資に傾注するようになりました。
しかしながら、その後LBO企業の破綻が多発するようになり、発展途上国向け融資や不動産融資とともに、1990年代初めの銀行経営悪化の原因になったといわれています。
ジャンク・ボンド市場でのLBO
LBOは、ジャンク・ボンドと呼ばれる低格付け・高金利の債券により資金調達を行うケースも多かったのですが、このようなジャンク・ボンド市場でも、その後問題が多発しました。 |