MLRとは?
MLR(Minimum Lending Rate)というのは、イングランド銀行が「最後の貸し手」として割引商社に貸出を行う際の最低金利のことをいいます。
イングランド銀行は、1972年に公定歩合決定方式をそれまでの裁量的な変更から、原則毎週のTB入札平均レートに0.5%高でスライドする市場金利連動型に変更しました。
そして、それとともに、その名称をMLRとしました。
MLRのTBとの連動性廃止
MLRは、その後、1978年には、TBの大幅変動傾向に鑑み、TBとの連動性が廃止されました。
また、1981年の新金融調節導入時には、MLRの市場金利追随化と公表停止措置がとられています。 |