次のような項目を総合的に審査し、元利払いの確実性の程度をAAA、AA、A、BBB、BB、B、Cというように、9段階から12段階の記号※で表して公表しています。 ■キャッシュフローを生む力 ■事業のリスク ■資本構成 ■経営者の能力 ■社債契約の内容...など ※実際には、AAからBについては+−の記号を付けるなど、さらに細かく段階が分かれています。
格付け会社は、企業や政府などの発行体から格付け料を取るほか、格付け情報を有料で販売して収入を得ています。
格付け会社は、新たに発行される新発債の格付けをするだけでなく、企業の状況の変化に応じて既発債の格付けを見直します。
債券の格付けは、基本的には発行体の信用評価ですが、格付けの変更が株式市場の材料となることも少なくありません。 なお、長期債のほか、コマーシャルペーパーや優先株なども格付けの対象になります。
□株券電子化