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乖離率について

乖離率とはどのようなものですか?

乖離率というのは、転換社債の時価が理論価格であるパリティ価格からどれだけ離れているのかを示す指標※のことをいいます。

なお、乖離率が低いときには、株価との連動性が高いことになります。

※%で表します。

逆乖離とはどのようなものですか?

通常、転換社債には利子が支払われ、社債としての価値も加わるため、パリティ価格を上回り、乖離率はプラスになります(順乖離)が、時にマイナスになることもあります。

これを「逆乖離」といいます。

転換社債に転換するかしないかについての有利不利

順乖離のときは、そのまま転換社債として売却したほうが有利です。また、逆乖離のときは、株式に転換したほうが有利になります。

関連トピック
格付けとはどのようなものですか?

格付けというのは、債券の元利払いの確実性を判定し、記号でランク付けすることをいいます。

ちなみに、この格付けは、1909年に米国のジョン・ムーディーが鉄道会社が発行していた債券について投資対象としての優劣を記号で示したのが最初であるといわれています。

その後、米国では、資本市場の拡大とともに格付けが広く投資家の間に浸透していきました。

日本における格付けは?

日本では、金融の自由化・国際化を背景として資本市場の整備が進んだ1980年代以降、米国流の民間格付け会社による格付けが始まりました。


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