乖離率とはどのようなものですか?
乖離率というのは、転換社債の時価が理論価格であるパリティ価格からどれだけ離れているのかを示す指標※のことをいいます。
なお、乖離率が低いときには、株価との連動性が高いことになります。
※%で表します。
逆乖離とはどのようなものですか?
通常、転換社債には利子が支払われ、社債としての価値も加わるため、パリティ価格を上回り、乖離率はプラスになります(順乖離)が、時にマイナスになることもあります。
これを「逆乖離」といいます。
転換社債に転換するかしないかについての有利不利
順乖離のときは、そのまま転換社債として売却したほうが有利です。また、逆乖離のときは、株式に転換したほうが有利になります。 |