ALM(asset liability management)というのは、金融機関の経営分析手法のひとつで、資産・負債の総合管理のことをいいます。 このALMは、1970年代の終わりから米国において提唱されはじめ、1980年代には日本にも順次導入されています。
ALMは、当初、銀行業務のうち預・貸金等の「バンキング勘定」において受動的に発生する金利リスクをいかにヘッジするかということに焦点が置かれていました。
まず、流動性預金金利の自由化は、1992年6月貯蓄預金の導入に始まりました。 そして、その後、1993年10月の貯蓄預金商品性見直しを経て、1994年10月には、利付が禁止されている当座預金を除いてすべての流動性預金の金利が自由化されました。
上記の間、郵便貯金については、1994年4月に、通常預金を原則として民間金融機関の普通預金金利に連動させる旨、合意が成立しました。
□農林漁業金融機関の2段階構成
□スプレッド □マージンコールを避けるには □NZドルの特徴 □ドルの地位低下