中央銀行が、流動性逼迫から預金者に対する払い戻しや銀行間決済に困難をきたす金融機関に対して、特に連鎖的決済不能が金融システムの安定性を脅かすと判断される場合には、貸出を行うことがあります。

これは、金融システムの安定性維持のために必要と判断される場合に行われるのですが、このような機能のことを、「最後の貸し手」（ラスト・リゾート）と呼びます。

ちなみに、このラスト・リゾートは、中央銀行の本源的機能と位置づけられています。

リアラインメントというのは、固定相場制やターゲットゾーン制を採用している国々において、外国為替市場で決定される為替レートを、政策的な目標レンジ内に維持することが困難になった時に、目標レンジやその中心相場を維持可能な水準に再設定することをいいます。

利子平衡税というのは、1963年7月から1974年にかけて、固定相場制における米国の公的決済収支赤字の拡大に対処するためにとられた資本流出規制策のひとつです。

具体的には、米国居住者が外国人の発行する株式、債券等を外国人から取得する場合に課税されたものです。

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