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アームス・レングス・ルールについて

アームス・レングス・ルールとはどのようなものですか?

アームス・レングス・ルール(arm's length rule)というのは、証券取引などにおいて通常と異なる条件で取引することを禁止したルールのことをいいます。

わかりやすくいうと、たとえ親しくても、腕の長さぐらいの距離をとり、なれなれしくしないという意味です。

ちなみに、銀行の証券子会社発足に際して、親銀行などの利益図るために通常と異なる条件で取引することを禁止したのは、これの典型的な例です。

なお、投資信託の運用に際しても、通常と異なる条件で取引して、受益者の利益を損なわないような行為をしてはならないと規定されています。

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安定操作とはどのようなものですか?

相場を釘付け、固定し、あるいは安定させる目的で売買取引を行うことは、相場操縦として禁止されています。

ただし、株式などの募集や売り出しを容易にするために行うケースについては、例外的にこれが認められています。

このような取引のことを「安定操作」といいます。

安定操作の狙いは?

安定操作は、大量の株式などが市場に放出されると値段が下がり、募集あるいは売り出しが困難になることから、これを防止するのが目的とされています。


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