持高操作というのは、外為銀行が外国為替の持高を変更させる操作のことをいいます。 銀行は、為替レートの動向や直物・先物の売買などを考慮しつつ持高の操作を行っています。
為替リスクを回避するには、持高をゼロ(スクエア)にすることが望ましいとされます。
買い持ちとは、先物を含む外貨建て資産が負債を上回る場合をいいます。 一方、売り持ちとは、先物を含む外貨建て資産が負債を下回る場合をいいます。
モラル・ハザードというのは、保険をかけることにより、被保険者の行動の誘因が変化することをいいます。 なお、銀行行動に対する規制が緩和される一方で、預金保険制度の拡充が進むと、モラル・ハザードの問題が顕在化するおそれがあると指摘されています。
モラル・ハザードは、具体的には、例えば、銀行が経営危機に陥った場合にはいつでも救済されるということであれば、銀行がリスク・テーキングな行動に向かう可能性が大きくなるということがあげられます。 また、預金保険によって預金が100%保証されるということであれば、預金者は銀行経営を厳しくチェックしなくなるといったこともあげられます。
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