近年のALMは?
近年は、金融自由化等の金融構造の変化に伴って、次のようにマーケット・リスク全体の把握とコントロールを目指したより高度なものとなっています。
■為替や債券の短期売買を中心とする「トレーディング勘定」も統合して、リスク量の把握に努める。
■バンキング勘定において機動的なリスクテイクとコントロールを行う。
■こうした高度なリスク管理を可能とする組織運営体制を整備する。...など
なお、米銀や邦銀の一部には、手法をさらに高度化することによって、信用リスクをも含めた統合的なリスク管理手法を模索する動きもみられます。 |